いや〜、ヤクルトの今年のドラフトは一言
「面白い」!<ドラフト会議>赤川の交渉権獲得「満足」…ヤクルト監督
2008年10月30日(木) 20時28分 毎日新聞
◇プロ野球・ドラフト会議(30日)
▽ヤクルト・高田監督 赤川はクジ引きがなくて良かった。投手は捕手とともに補強ポイントだった。満足いくドラフト。将来性はあるし、いい補強ができた。
○…ヤクルトに1位指名された宮崎商の赤川は同校で会見し「ヤクルトは若手が活躍しているので、プロを志した時から気になっていた。1位という評価が最高にうれしい」と終始笑顔だった。
最速147キロの直球と打者の手元で浮きながら滑るスライダーを武器に今夏、母校を39年ぶりの甲子園に導いた左腕。8月のブラジル遠征中に、横浜の土屋(日本ハムが4位指名)に請うてチェンジアップを覚えた。今も投げ込みと走り込みを欠かさず努力は怠らない。赤川は「即戦力を目指す。目標は同じ左腕の石川投手。新人王は絶対に取る」と意気込んだ。
◇指名リスト
(1)赤川 克紀 18 投 左左 宮崎・宮崎商
今夏の甲子園(2回戦)出場。147キロの直球を持つ将来性抜群の大型左腕。184センチ、87キロ
(2)八木 亮祐 18 投 左左 愛知・享栄高
(3)中村 悠平 18 捕 右右 福井商高
(4)日高 亮 18 投 左左 大分・日本文理大付高
(5)新田 玄気 26 捕 右右 パナソニック
(育成枠)ミランダ・フェルナンデス 投手 白鴎大
(育成枠)塚本浩二 投手 四国九州IL・香川
…見事に全員
投手&捕手というバッテリー狙い打ち。
さらに驚くべきは1位の赤川君、2位の八木君、4位の日高君は全員左腕。
なんかあまりに
徹底した高卒左腕狙いにびっくりというか笑ってしまったというか。
さらにはこれに捕手二人ですからね〜。
育成枠でも投手二人。
野手の指名はまさかの0!
(さらには高卒選手中心の指名で即戦力も0!)
でもこんなドラフトも面白い。
なんかこういう思い切りのいいドラフトはそれはそれで潔くて小気味よささえ感じます。
やっぱり高田監督はちょっと今までとは毛色のかなり違う監督さんだなー。
やることがぜんぜん違う、いろんな意味で!
赤川君獲得は特にうれしいものですね〜!
どのスポーツ紙でもヤクルトの一位指名は赤川君とずっと書かれてきました。
他の球団はいろいろな選手が取りざたされる中、ヤクルトは一切ぶれることなく今日の当日予想でも全紙すべて赤川君予想ときたものです。
私は高校野球をほとんど観ないので赤川君がどんな選手なのかまったく知りませんが、それほどこだわる選手ならぜひとも獲得してほしいと思ったので。
他球団との競合の可能性も濃厚といわれた中で単独指名に成功してよかったですね。
(大田も2球団の競合に留まりましたし、今年は各球団、単独指名にこだわったドラフトだったようですね。そういう意味では早くから赤川君1位指名を表明してきたのは良かったのかもしれませんね。はじめから表明していたので他球団が多少避けてくれたかも?)
八木君も左腕では高卒選手の注目株とのこと。
というか、赤川君と合わせて高卒ナンバー1・2左腕だとかなんとか。
4位の日高君と合わせて左腕同士切磋琢磨してほしいですね。
八木君はコメントに「若い選手が機能して、育っている。自分もそういうところで成長していきたい」とありました。赤川君のコメントといい、ヤクルトといえば「選手が若い」、なんだろうなあ。
3位の中村君は高卒の中では注目株の捕手ということ。
ポジションの特性上、そうすぐには出てこれないでしょうが捕手はヤクルトのウィークポイント。たくましく育ってほしいですね〜。
5位の日高君も!
今年は即戦力が0ということで。
特に左腕と同じくらい、いや、それ以上に補強ポイントといわれていたスラッガー候補は一切指名せず。
ヤクルトに必要なスラッガーは2タイプ。
一人は即戦力。来年クリーンアップを打たせられるレベルの選手。
もう一人は畠山のように、いざというときに二軍から上げられるような選手。
前者に当てはまるタイプの選手は候補選手の中にはいません。
というかこういうのはやっぱり助っ人に頼るべきでしょう。
後者は候補がいなかった、というところでしょうかね。
今年のドラフトの目玉の大田君はまさにこのタイプですが、外れたときのリスクを考えるとあえて指名するほどではなかったのでしょう。入団拒否の可能性もあったわけですし。
大砲候補は必要だけれど、今のヤクルトには大砲だけではなく何もかも足りないわけで、せっかくの一巡目の枠を取れないかもしれない選手に使うほどの余裕はない、と。
そういう事情なんだろうな〜と考えております。
下位にはいい選手が残ってなかったということかな。
来年、再来年、今年のドラフトは成功だったといわれるような活躍をしてくれるといいですね!