スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

幻水3漫画版第6巻感想 

幻想水滸伝3-運命の継承者 6 (6) (MFコミックス)幻想水滸伝3-運命の継承者 6 (6) (MFコミックス)
(2004/03/23)
志水 アキ

商品詳細を見る

「強さを手に入れられれば満たされる何かがあると思っていた
 でも行き着いた先は空っぽの・・・・・・・空洞でしかなかった」


ワイアットを追いかけてグラスランドへ向かったクリスの旅の結末。
父と娘の絆が描かれた第6巻感想。












○とりあえず父娘再会

中表紙には背中合わせに並ぶクリスとワイアットが。
ワイアットのお召し物はゼクセン騎士団バージョン。
暗い表情のクリス
辛そうな表情のワイアット
これだけでも泣ける。

まずはルックvsワイアット。
ルック強すぎるだろ(笑)
紋章の力を上手いこと使ってます。私もただ風を起こして切り裂くだけの紋章だと思ってたよ。
ワイアットは真の水を封印中なわけでさすがに分が悪いか。

けれど「馬鹿じゃねえ奴なんてこの世にゃいねえ お前だって馬鹿の一人さ」と言い切るワイアットはさすが。
ワイアットはルックの二倍生きて、その中でかけがえのないものを手に入れられた。
次の命を紡ぐ喜びを知った。
そんな人間から見たらルックの考えてることなんてルックの絶望なんて馬鹿げてるとしか思えないだろうなあ。
もちろん「馬鹿」という言葉はワイアットにとって否定的なものではないのだろうけれど。

この場面はルックの青さが出てるのもいい!
ワイアットに煽られてカッとなっちゃうあたりがまだまだなわけですよ。
でもそういう部分がルックらしくて、やっぱりキャラクターを大切にして描かれてるなあと感じます。

さてそんなこんなでクリス到着。ルックは逃亡。

幼い頃別れたときの映像を交えながら、
今、父娘の再会を描く。
クリスを見たときのワイアットの表情がまた泣けるんだよー!
ルックと戦ってたときのような勇ましい表情ではなく、素で驚いてるような表情で。
父の表情で。
涙するクリスも美しい。
父に抱きつき、たなびく髪の毛が輝いています。

そして圧倒されるのは紋章継承の場面。

真なる水を通して父親の記憶を受け継ぐクリス。
その中には在りし日の炎の英雄や、若き頃のルシア、幼いユンなどたくさんのもので詰まっていたわけですが…。

最後の最後に入ってきた記憶、ワイアットが大切にしていた記憶。
それは、やっぱり妻と娘だった。
家族3人で満面の笑みを浮かべている記憶だった。


もう泣くよ!
ここは台詞が一切なく、数ページに渡りひたすら絵で魅せるわけです。
それがまたいい…!


〆もいい。
クリスは銀の乙女として祭り上げられる自分と父に疑問を抱いているキャラクターでした。
父親が生きていることを知ってグラスランドに旅立つ。
再会を果たし、受け継いだ紋章の記憶から父には素晴らしい仲間がいたことを知る。

そして思うのは、ゼクセンのこと、自分の仲間のこと、六騎士たちのこと。

自分の帰る場所はゼクセンだと思う
そういう形でクリスの迷いの結末を描く、うまいなー!

問題提起に対する答えがきちんと描かれてるのがいいですよね!

「自分の任務は水の紋章の所持者であるワイアットの居場所を突き止め捕捉することだから
 その当人が死んでしまった今となっては・・・・・・」


「我々はもっと自分の忠義と献身に自信を持とう
 我々はクリス様の"帰るべき場所"なのだから」


屁理屈こねてクリスを見逃すナッシュやクリスの帰りを待ち続ける六騎士の様子なんかを交えているのも上手いなあ。何気なくさりげなく各キャラクターにスポットを当ててる。キャラの多い幻水では大変だろうな。


○トーマスの覚悟

「別に僕が城主でなくてもいい
 ただあの城で皆が幸せに
 自由で平等な暮らしができるようになればそれでいいんです!」


廃嫡裁判を起こされ城主の権利を奪われる見通しになったトーマスくん。
揺さぶりをかけてくるサロメに思い切り啖呵を切るこの場面はかっこいい!
父親から見捨てられても優しい心を失わないトーマスはでっかい男です。
サロメは意地悪な奴だ(笑)


○シーザーの策

さてチシャ侵攻戦で敗戦を喫したグラスランド軍はダッククランへ。
シーザーはシルバーバーグの名前を言うことで何とかルシアに話を聞いてもらうことに成功。
「名札でも付けろってか?冗談じゃない」
これはゲームでもあった台詞よね?

時間稼ぎのくだりはもう腹を抱えて笑った。
静かに怒ってるよね、アルベルト。

そして族長たちにハルモニアと戦うためゼクセンと手を組むことを提案。
これはグラスランド出身でもゼクセン出身でもないシーザーだからこそ出来る提案で、なかなか自然な形のように思います。

「・・・私はシーザーに賛成だ
 今までのいきさつや鉄頭どもに味わわされた屈辱
 奴らとの戦いで死んだ同胞を思えば手を組むなど考えられるわけがない

 グラスランド人として誇りを守ったまま滅びるのもいいかもしれない

 だが我々は女子供たちの涙を見ている
 元の平和な暮らしを取り戻したいという民たちの願いを知っている

 彼らを守るためなら
 どんな事にも耐えるのが我々族長のつとめではないか?」


これにすぐに同調するのがユイリなのも納得。
彼女はゼクセン騎士団のトップであるクリスを知っているわけで。

この辺も整合性が取れてて上手いっ!


他にもフッチが登場したりする第6巻、相変わらず面白いのであります。
シーザーの策は成功するのか、ダッククラン攻防戦が描かれる第7巻に続きます!
幻水3漫画版第7巻感想 | HOME | テレビ感想

COMMENT

COMMENT FORM


TO SECRET
 

TRACKBACK URL to this Entry

TRACKBACK to this Entry

| HOME |

calendar

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
09« 2017/10 »11

Benri-Navi

もうひとつのブログ

SUZUKISM
漫画・ゲームの話題はこっちでもちょこちょこ書いてます。
使いわけの境界線は非常に曖昧ですが。

ブログ内検索

スワローズガジェット

野球用ブクマ

野球用ブックマーク

石川投手登板カレンダー

3月・4月
     2829
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
5月
    123
4578910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
6月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
7月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
8月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
9月・10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
567891011
12      
■…勝利 ■…敗戦 ■…勝ち負けつかず ■…雨天中止 ■…中継ぎ登板

プロフィール

スズキアイアイ

Author:スズキアイアイ
テレビ(ジャンル不問)感想中心ブログです。時々ゲームブログになります。
カテゴリ分けが大雑把なのでブログ内検索もご利用ください。
コメント・TBは現在承認制にしています。
坂本真綾と内村プロデュースと環境野郎Dチームは永久に不滅です。

プロフィールはこちら
(2007/10版)
TB・コメントについての注意事項
(基本的にTBコメントどちらも自由にしていってくださって構いません!)
サブblog
(漫画の話とかはこっちでどぞ!)

☆2011観戦成績☆

○05/03(vsD)
○05/04(vsD)
●05/05(vsD)
○05/15(vsB)
○05/26(vsBs)
○06/05(vsE)
○06/14(vsL)
●06/19(vsM)
●06/26(vsB)
○07/13(vsD)
○07/15(vsG)
△07/18(vsB)
●07/28(vsC)
--07/30(vsG)
--08/12(vsT)
--08/13(vsT)

カテゴリー

最近の記事

月別アーカイブ

雨が降る

最近のコメント

最近のトラックバック

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

TemplateDesignChange

PageTop▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。