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久々に読書のお話 

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
(2007/08/11)
辻村 深月

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上下巻合わせて1200ページくらいある長い作品でした。

最初ページを開いたとき予想外に文字が大きくてびっくりしました。たまたま、ずっと愛用しているブックカバーがついていた本が15年くらい前の講談社文庫の小説で、ブックカバーを付け替えるついでに中身を見たら、この作品より文字が小さかったです。
個人的には文字が大きいほうが読みやすいのでありがたい仕様変更です(笑)

ミステリー要素もあり、最後にちょっとした仕掛けというか、そうだったのかっ!みたいな驚きがあるものの、話全体としては青春ファンタジーでしょうかね?
八人の主人公たちの心理描写が印象的な作品でした!

ヒロインが作者と同姓同名で、さらには不幸体質で身体も弱い繊細な人物設定(一応これにも理由はあるけれど…)なので、それが鼻につく人には厳しいかもしれませんね。
他にもメイン八人が善人すぎるのも、いらっとくる人にはいらっとくるかもしれません。

私はそういうのがあまり気にならなかったのでわりと楽しめました。
鷹野と深月の場面も普通にいい話だなーと思いながら読めました。
八人全員が、自分の弱さや過去と向き合い、それを抱えて前向きに生きていこうとする姿には胸打たれるものがありました。
みんながお互いのことを思いやるいい奴らだからこそこの話にはまれるんじゃないかな。

個人的には景子&裕二がお気に入りです。
鷹野も昭彦も充も菅原もかっこよかったけど裕二には敵うまい(笑)
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詳しい感想はのちほど 

ボックス!ボックス!
(2008/06/19)
百田尚樹

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帯にあるとおり、「青春小説」でした!

モダンタイムス 

モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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検索から、監視が始まる。
「魔王」の50年後を描いたお話です!

あとがきに、この作品は「ゴールデンスランバー」と同時期に書かれた兄弟のような作品とありました。
生真面目な兄と奔放な弟。
これって伊坂作品に登場する兄弟そのまんまだな~と思いました。
「重力ピエロ」の泉水と春にしても「魔王」の安藤と潤也にしても。

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行きずりの街 

行きずりの街 (新潮文庫) 行きずりの街 (新潮文庫)
志水 辰夫 (1994/01)
新潮社
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「このミス第1位」の帯に引かれて買った一冊。
行きずりなんていうとまず「行きずりの関係」という言葉が出てくるせいでしょうか、タイトルからはなんとなく怪しい雰囲気も感じられますがいたって普通のハードボイルドなミステリー。

普通に面白かったけれどものすごく印象に残ったかと言われれば別。
私よりも主人公と同世代の40前後の男性が読んだ方が楽しめるのではないかなと思わせるような作品でした。
教師として有能なくらいでそれ以外はとりたてて普通の男が教え子を探すために奮闘するという話でなかなかに男の悲哀が感じられるのでね。

とても読みやすい文章でした。
テンポが良いのが大きい。
あと妙に仰々しい言い回しも多い。
例になるか分かりませんが私は後半になるとなんとなく「走れメロス」を連想してしまいました。メロスが葛藤しながら走るあの仰々しい言い回しに近いものを。
ただ男臭さは消えません。それが味なのでしょう。

まとまりのあるラストでなかなか良かったです。
ただちょっと殺しすぎな気も。

読みやすく内容も綺麗にまとまっているので、
ちょっと時間が空いたときに気軽に読める一冊でした!

直前までヘミングウェイの「武器よさらば」を読んでいたのですが外国文学はとにかく読みにくい!
1ページ読むだけでくたくた。時代的なものもあるのかもしれませんが。
最近の作品であるジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」は普通に読めましたし。
とにかくおかげさまで「行きずりの街」はスラスラ読めて気分爽快なのでありました。

象と耳鳴り 

象と耳鳴り 象と耳鳴り
恩田 陸 (1999/10)
祥伝社
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夜に急に何か活字に触れたくなりまして。
でも時間が時間なので買いに出かけるわけにもいかず、
かといってこの衝動は止められない!というわけで父の書棚を漁りこの本を発見。
恩田さんは名前こそ知っていますが初めて読む作家さんです。

元裁判官の関根が遭遇する不思議な事件を描いた短編集。

リアルタイムで起こっている事件は少ないです。
ジャンルとしては「安楽椅子探偵」と言うようで。ほー。
すでに起きた事件に関根が触れ、限りなく事実に近い、というか事実としか思えない「推論」を披露するもの中心の展開。

すでに起きたものに後から触れているせいもありましょう、
各短編で登場人物が変わるせいでもありましょう、
全体的に淡々と、作品と読者の間に一定の距離がある雰囲気が印象的です。

私は登場人物に感情移入をしたり、そこまでいかずとも一人一人の人物の気持ちを想像しながら読み進めることが多いのですが。
作中で関根が「天井から見下ろしてるように記憶してるもの」があると言ってましたが、
まさにそういう作品。
あくまで第三者として読者として距離を置きながら読んでいました。

特に好きだったのは給水塔の話かな。
あの結末のブラックさが非常に好みでした。
表題作もそういう意味で好きでしたね。

逆にいくつかリアルタイムで事件が起きている作品もあり、
それはやや魅力が半減するような気もいたしました。

秋の夜長にぴったりな本でした。

急に思い立って本を読むときに短編集はもってこいだな~と感じました。
一粒で二度も三度も美味しいを味わえますし、読みやすい。
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